ひと昔前、香港映画と言えば、アクションすなわちカンフー映画を思い浮かべる人は多いだろう。実際香港映画と言うジャンルを確立したのは、ゴールデンハーベストのレイモンド・チョウとブルース・リーと言っても過言では無い。
今でこそ、映画が始まるときに制作会社のロゴが延々と流れるが、その昔は黄色の長方形が一個ずつ登場し、正方形のロゴ作って始まっていた。
こんな感じのやつ。(適当に作りました)

香港映画を牽引し、市場を大きくしたカンフー映画が今、絶滅の危機にさらされている。 何故なら、若手のアクションスターが居ないからである。
今、活躍しているカンフーアクションスターは控えめに言ってご年配、もっと言えばもうおじいちゃんである。
まずはカンフースターを紹介しよう。 皆さんは何人知っているかな?
李小龍(ブルース・リー)1940〜1973
カンフー好きなら絶対に知っている神様的存在、彼が亡くなってからもう50年が経とうとしているが、未だにファンは多い。 個人的には1000年後くらいには、武道の神様として祀られているのではないかと考えている。ある意味、神格化にもっとも近い人物かもしれない。

彼が香港で主演した映画はたったの5本、「死亡遊戯」の撮影中に亡くなってしまったので、実際には5本に満たない。 それで50年以上も語り継がれ、さらにこれからも語り継がれるであろう。まさに伝説となったのである。
個人的に一番好きなブルース・リーの映画
成龍(ジャッキー・チェン)1954年生まれ 68歳
ブルース・リーの亡きあとを担ったのがジャッキー・チェンである。 ブルース・リーの本格アクションと違い、コメディータッチなカンフーアクションのジャンルを開拓し、一躍スターになったジャッキーはゴールデン・ハーベスト社に移籍し、その不動の地位を確立する。 そんな彼ももう68歳だ。
それでも精力的頑張っている彼はすごいと思う。
李連杰(ジェット・リー)1963年生まれ 59歳
1982年の「少林寺」でデビューしたジェット・リーは、1980年代〜90年代のスター街道を歩んだ一人である。近年は映画の出演はほとんどなく、ほとんど引退状態である。そんな彼はもう59歳だ。
好きなジェット・リーの映画
甄子丹(ドニー・イェン)1963年生まれ 59歳
今も第一線で活躍しているドニー。 なんとジェット・リーと同じ年である。 ドニーは80年代からアクション映画に出演したりしていたが、主演ではなく脇役や悪役をやることが多かった。彼が実際に売れだしたのは2005年の「七劍」あたりからだ。 80年代から売れているジェット・リーと比較すると遅く売れた彼はジェット・リーより若いと思われがちだが、実際にはジェット・リーと同じ59歳なのである。
個人的に一番好きなドニー・イェの映画
これぐらい大げさなのがちょうどいい
呉京(ウー・ジン) 1974年生まれ 48歳
ウー・ジンはドニーと並んで近年でもっとも売れているカンフースターだ。彼も2005年のドニーの映画「殺破狼」での悪役をきっかけに、注目され。 2015年の多額の借金を作ってやっと上映に持ち込んだ「戦狼」が大ヒットし、トップースターとなった。その後に撮影された「戦狼2」、「流浪地球」や「流浪地球2」などのメガヒットを飛ばし続けている。今では中国歴代興行収入のトップ10の内の5作品は呉京主演の映画である。
張晋(マックス・チャン)1974年生まれ 48歳
元TVBの女優「蔡少芬」と結婚し、その後徐々に売れだした張晋。2014年の「一代宗師」(グランド・マスター)をきっかけに注目される。その後の「殺破狼2」(ドラゴン×マッハ!)や「葉問3」(イップ・マン 継承)でブレイクする。 同じ頃、妻の「蔡少芬」も中国のテレビでブレイクしたため、相乗効果もあるのだろう。 そんな「張晋」も「呉京」と同じ48歳だ。
個人的に一番好きなマックス・チャンの映画
次世代のアクションスター
まず候補に上がるのが「彭于晏」(エディ・ポン)だろう。「激戦」では筋肉美をさらけ出し、アクション映画にも積極的だ。とはいえ、そんな彼も40歳だ。
ちなみに「悟空伝2」は2023年上映予定だ。
「釋小龍」(シー・シャオロン)も有力候補の一人だろう。 中華圏では有名で、子供の頃からカンフー映画に出演している。 35歳とまだ若い。 いい作品に恵まれれば、フレイク間違いなし。
いかがでしたでしょうか?
いろいろ情報をかき集めて見たのですが、やはり新世代のカンフースターはまだ現れていないようです。ニーズがあるだけにこれから新たなる候補が現れることを期待します。


